Q&Aよくある質問

日本の生活・進学など

  • 住居について

    Q.部屋のお金はいくらですか?

    入間市の場合、20~30㎡ぐらいの部屋なら月4~6万円です。敷金や礼金、火災保険料等も払わなければならない部屋が多いので、契約時には家賃の4倍ぐらいのお金が必要です。

    Q.敷金や礼金とは何のことですか?

    敷金は預け金です。これは部屋を退出するときに清掃代金などを引いて返還されます。礼金は手数料です。返還されません。

    Q.保証人は必要ですか?

    はい、必要です。在日親族がいない場合は保証会社をご利用ください。また、外国人が借りられない部屋もありますので、部屋を探すときにご確認ください。

    Q.学校の寮はありますか?

    入学前に入寮申込書と誓約書をお出しください。同じ学校の人が集まって住むと助け合うことができますので、寮に入ることをおすすめします。

  • 生活費について

    Q.学生の1か月の生活費はいくらぐらいですか?

    日本人の大学生は自炊をしてよく節約していますが、平均で月12万円使っているそうです。(食費25,000円、住居費55,000円、光熱費10,000円、通信費10,000円、娯楽費10,000円、雑費10,000円)

    Q.アルバイトの時給はいくらですか?

    1,000円ぐらいです。留学生の労働時間は法律で週28時間以内と決められていますから、アルバイトだけで生活することはできません。法律に違反すると強制送還されます。昔と違って今は日本政府が留学生の労働時間を調べることができます。悪い先輩のアドバイスを信じないで、充分な貯金を持って来日してください。

  • 進学について

    Q.進学の指導は…?

    受験で大切なのは日本語力です。通常の授業の中で、日本語能力試験や留学試験の練習問題および模擬試験を行います。その他、大学情報の提供、進学説明会の開催、願書・研究計画書・小論文の書き方指導、面接指導を行います。また3ヵ月ごとに個人面談を行い、各学生の問題に対して助言します。

    Q.安くて近くて簡単に入れるいい学校を教えてください。

    安くて簡単に入れる学校は授業数や授業内容が少ない学校です。時間とお金の無駄です。就職もできず、何も身に付けることなく帰国することになります。

    日本には約800の大学があり、東京以外にもいい大学がたくさんあります。安い大学を探すのではなく、自分の学びたいことが学べる大学を探してください。

    Q.有名大学に合格するためにどんな勉強が必要ですか?

    日本語能力試験N1や、日本留学試験の日本語の試験で350点以上とることが必要です。漢字を2,000覚え、頭の中でもいつも日本語で考えるようにしてください。また有名な大学は、英語、総合科目、数学など、日本語以外の試験がある大学が多いです。来日前に英語や数学をしっかり勉強してきてください。受験科目は各大学のホームページで確認してください。

    Q.どんな研究をしてもいいし、どの大学院でもいいです。私は大学院に入れますか?

    入れません。日本の大学院は自ら研究を行うところです。目的意識がない人は面接試験で必ず落とされます。また、国で勉強した専門と全く違う分野の研究室に入ることもできません。

    Q.大学や大学院の学費はどのぐらいですか?

    国立なら約82万円(授業料1年分+入学金)です。私立は120~150万円です。入学試験を受ける前に銀行残高証明書を提出する必要がありますので、充分な貯金を持って来日してください。

    日本語能力試験について

    Q.日本語能力試験とは何ですか?

    国際交流基金と日本国際教育支援協会による日本語力を認定する試験で、JLPTと略されます。レベルは5段階あり、N1が最高レベルです。N3は日常で自分の言いたいことが全て言えるレベルです。N2は日本人との会話で不便がないレべルです。N1はかたい文体の書き言葉も理解できるレベルです。

    Q.進学するために日本語能力試験が必要ですか?

    大学院はN1、大学はN2以上が必要です。但し、大学では日本人と同じ授業を受けるので、N2レベルの学生は進学後に苦労します。日本語能力試験N1を持っていると授業料が安くなる大学もありますし、将来いい仕事がしたいならN1は必須です。全員N1合格を目指しましょう。

  • 日本留学試験について

    Q.日本留学試験とは何ですか?

    日本学生支援機構(JASSO)が行う試験でEJUと略されます。日本語力と基礎学力(総合科目、数学、理科)の評価を行います。大学入学希望者は基本的に全員受験する必要があります。

    Q.大学院に入りたい人も受けなければなりませんか?

    多くの大学院では必要ありませんが、一部(例:埼玉大学)の大学院だけ日本留学試験の日本語の結果を要求します。受験する大学院を早く決めて、その大学院の受験科目を調べてください。

  • 国民健康保険について

    Q.加入しなければなりませんか?

    はい。国民健康保険加入は留学生にとって権利であると同時に義務でもあります。加入者が病院へ行った時、自己負担額が30%で済みます。保険料は所得や地域によって変わります。留学生の場合、1か月あたり1,200~1,400円の人が多いです。

  • 国民年金について

    Q.加入しなければなりませんか?

    20歳以上の人は留学生であっても加入義務があります。1か月あたり16,340円(2018年度)です。10年以上払えば年を取った時に、日本国から毎月年金がもらえます。その他、事故で障害を負ったり死亡したりした場合も、本人や遺族に毎月年金が支給されます。

    Q.払えない場合はどうしたらいいですか?

    学生納付特例という免除制度がありますので、市役所へ行って申請してください。

    Q.10年以内に国へ帰るつもりですが…

    帰国時に脱退一時金を受けることができます。将来日本で働く可能性があるなら脱退しない方がいいです。また海外に住みながら年金を払うこともできます。詳細は日本年金機構のウェブサイトでご確認ください。

    日本年金機構(Japan Pension Service): http://www.nenkin.go.jp/international


※ 本サイトは日本語で作成したものを各国語に翻訳しています。各言語版の間に矛盾抵触がある場合、日本語版が優先されます。